ピラティスはシルク・ドゥ・ソレイユのシアターで希望者だけ行える整った環境が間近にあったためどのようなものかは知っていましたが、あまり興味を注ぐものに見えなかった為、長い間、行いませんでした。
ある日、ある方の言葉で「一度やってから判断すればいいよ!」の一言から世界が変わりました。
見るのと体験するのが、こんなにも違うものかということが、スタートしはじめて初めて気づきました。
普段行っているウエイトトレーニングはエクササイズ直後に達成感はありますが疲労感がひどく、ショー前には行わず、必ず休みを入れてショーに備えました。
しかし、ピラティスの場合、疲労感はなくピラティスを行った直後でも時間が空いてもショーが楽に行え、毎日、ストレッチの一環として行うようになり今ではピラティスなしではショーが行えなくなりました。
まず、利点の一つは体のバランスが良くなるため、偏ったところへの負担がなく、 もちろん故障予防にもつながり、バランンスよく動けます。=水の中での動きが楽になりスムーズになります。バランスを崩すと体幹が締めづらくなり、水の抵 抗は倍になり、「あ〜、今日は水が重い」といった表現をシンクロ選手は使いますが、水のせいではなく、自分の体のバランス(左右均等)が崩れているので す。
ですので、ピラティスを行うことで左右のバランスが整い、動きがスムーズになるのです。
また、筋肉が伸張性収縮によって行うので、ピラティスを行った後はかなり体がストレッチされているとイメージしてください!柔軟な筋肉になる為、関節の可動域も広がり、スポーツ前には最適です。
また、頭で考えながら筋肉を動かすため、回数を重ねると自分の体の状態を感じやすくなります。今まで鈍感だった自分の体の状態を感じやすくなります。
プラス、体幹がしっかり締まるため体幹軸がとれ技術力向上にもつながります。
以上の利点から私はかなり、はまっています。シルク・ドゥ・ソレイユのメンバーもたくさんの人が受けています。特に女性でアウター的な見せる筋肉よりも細く きれいに体をキープしなくてはいけない種目の人ほど取り組んでいます。ダンサーや女性には最適なエクササイズだと思います!
河辺美佳
< 河辺美佳プロフィール >
1993年 淑徳巣鴨高校卒業
1995年 淑徳短期大学卒業
1995年~2000年 淑徳短期大学勤務
1986年 東京シンクロクラブ入門
1988年 全国ジュニアオリンピック Duet2位
1989年 全国ジュニアオリンピック Team2位
1990年 国民体育大会 2位
1991年 国民体育大会 2位
1993年 全日本選手権シンクロナイズドスイミングTeam2位
1994年 全日本選手権シンクロナイズドスイミングTeam2位
1995年 全日本選手権シンクロナイズドスイミングTeam2位
全日本代表入り
スイスオープンTeam1位、Duet1位
1996年 スイスオープンTeam2位、Duet2位
1997年 FINAワールドカップ Team2位
1998年 世界水泳選手権 Team2位
1999年 FINAワールドカップ Team2位
2000年1月 引退
2000年~2007年 「水の道化師トゥリトネス」に所属
2008年2月~2013年1月 シルク•ドゥ•ソレイユ ”O”ショー 出演
<メディア出演>
●TV
中学生日記特番
ガキの使いやあらへんで
ウッチャンナンチャンのウリナリ!!
世界ふしぎ発見
フジテレビ KOOZA特番
日本テレビZIP
●CM
ダネットクリームプリン
松下電器洗濯乾燥機
●雑誌
an an
●プロモーションビデオ
ルーズドソックス
<現在までに手がけた水関係の指導>
シンクロナイズドスイミング振り付け指導
ウォーターボーイズ振り付け指導
アクアビクスインストラクター
アクア健康教室インストラクター
テレビ番組用タレントさんへのシンクロ指導
ウォーターボーイズ指導
ダンススイミング指導
河辺美佳 Kawabe Mika
●シンクロナイズドスイミング全日本選手権、世界選手権などで数々の好成績を収める
●競技引退後はシンクロナイズドスイミングのパフォーマンス集団である「水の道化師トゥリトネス」に所属
●日本国内にてシンクロナイズドスイミングの知名度を上げた映画「ウォーターボーイズ」の振り付け・指導を担当
●2008年~ラスベガスで定期公演を行う「シルクドソレイユ」のショーの中でも最も人気のある“O(オー)”ショーのメンバーとして4年間パフォーマンスを行う