解剖実習

 解剖学を現場指導に最大限活用する


ハワイ大学解剖実習

ハワイ大学にて、御献体を解剖しながら解剖学をよりリアルに、立体的に理解することができます。

 

解剖学セミナー

現場での事例を元に、解剖学をどう活用し、アセスメントや指導に活かすのかをお伝えします。


動きを見て筋のつながり、骨格の位置をイメージする

解剖実習というと、国内では医学部のある大学や、病院など、限られた場所でしか行うことができませんでした。

また、海外のものも含め、セラピスト向けの実習が多く、施術の技術や理解向上を目的としたものがほとんどです。

 

そこで我々は、アスレティックトレーナーストレングスコーチといった、人の姿勢や動きをみるトレーナーにこそ、立体的な解剖学のイメージ力が不可欠と考えました。

 

解剖学を理解することで、アスリートやクライアントの動きを観察する際、骨格・筋肉がどのように動いているかを、3次元上でイメージ出来るようになります。

 

  1. パフォーマンス向上: 人体の構成・働きを理解した上で動きを観察することが出来る為、どの部分を補強・強化・ストレッチすれば良いのか、対策を立てやすくなる。

  2. 障害予防: 解剖学的にどの部分がなぜ怪我を起こしやすいか、どのようにすれば怪我を防ぐことが出来るかを考える助けとなる。例)筋肉の走行方向がこのようになっており、ひとつの筋肉グループが弱化することによって、全体のバランスがどのように変化し、関節や動きにどのように影響へ怪我をしやすくなる。その為には、この部分を強化するべきだ。

  3. 触診: どの組織がどこにあるかを明確に確認しやすくなる。

  4. リハビリテーション: どのような筋力トレーニングをどのような角度、負荷で行えば良いのかを、解剖学的見地から考えやすくなる。

ハワイ州立大学解剖学実習

現場での指導にいまいち自信を持てない。本当に根拠のある処方をできているのか、分からない。そんな不安を抱えながら、日々指導をしている方も多いのではないでしょうか?

 

テキスト上での解剖学は理解していても、目の前の選手、クライアントの身体がどのように構成されているかをイメージすることは、非常に難しいです。

 

そんな方のために、解剖実習という機会をご提案します。

 

解剖実習とは、どんなことをするのか?

 

未解剖の御献体を、解剖学教授陣の指導の元に、参加者自身がメスを取り解剖、学習を進めていきます。

具体的には、筋肉・筋膜・軟組織・腱・神経・血管・内臓・骨などを確認できます。

 

 

受講するメリットは?

 

▶紙面上では確認することが出来なかった各組織・器官の大きさ、太さ、質、互いの位置関係を3次元上で視覚的に確認し、実際に触れることが出来ます。

▶各筋肉の形、繊維の太さと走行方向を確認し、また、これを理解することによって、各筋肉のバランスが変化した際、動きそのものにどのように影響してくるかを理解出来ます。

▶起始・停止の位置を確認し、実際の人体上でイメージが出来るようになる。また、起始・停止を理解することによって各筋肉の作用がより理解しやすくなります。

▶骨の形の違いによって、関節の構成にどのような影響を与えるのかを理解でき、どのような動きがその関節で許容されるのかを実感できます。

▶動きを生み出す為に、その関節に各筋肉がどのような角度、位置で付着しているかを確認出来る。

▶御献体によって違いがあることを学び、アスリートやクライアントの体には違いがあることを実感することが出来る。

 

現場にどう活きるのか?

 

実際に、アスリートやクライアントの動きを観察する際、骨格・筋肉がどのように動いているかを、3次元上でイメージ出来るようになります。

 

▶パフォーマンス向上 - 人体の構成・働きを理解した上で動きを観察することが出来る為、どの部分を補強・強化・ストレッチすれば良いのか、対策を立てやすくなる。

 

▶障害予防 - 解剖学的にどの部分がなぜ怪我を起こしやすいか、どのようにすれば怪我を防ぐことが出来るかを考える助けとなる。

例)筋肉の走行方向がこのようになっており、ひとつの筋肉グループが弱化することによって、全体のバランスがどのように変化し、関節や動きにどのように影響へ怪我をしやすくなる。その為には、この部分を強化するべきだ。

 

▶触診  どの組織がどこにあるかを明確に確認しやすくなる。

 

▶リハビリテーション - どのような筋力トレーニングをどのような角度、負荷で行えば良いのかを、解剖学的見地から考えやすくなる。 

 

 

テキストでの学習と何が違うのか?

 

テキストなど、紙面上(2次元的)で始起・停止・作用を暗記するのではなく、実際の人体(3次元的)で実際に組織・器官に触れながら、浅層から深層の違い、筋肉の大きさの違い、起始・停止など、実際に見て触れることが出来ます。

 

他の解剖実習と何が違うのか?

 

日本人教授陣がアメリカ公認アスレチックトレーナー(ATC)である為、ただ解剖をするだけではなく、

障害予防学や力学(バイオメカ二クス)的見地からのコンディショニングの話等をおりまぜながら、解剖が進んでいきます。

解剖学の実習ではなく、解剖学を現場につなげるための実習になっています。

また、通訳だけでなく解説を2名の日本人ATCが行うため、言語の心配もありません。

 

受講までにどのくらいの知識が必要ですか?

・筋肉の起始・停止・作用・神経支配の理解

・メジャーな血管

・各関節に関連するの靭帯等の軟組織

・筋膜によって分けられたコンパートメント(区分)とその神経支配

 

 

【講師】

 スコット ロザノフ 博士

ハワイ州立大学医学部 

解剖学科教授・学科長

 

田村 薫里 博士ATC

ハワイ州立大学マノア校教育学部

運動生理・リハビリテーション科学学科助教授

アスレチックトレーニングプログラムディレクター

 

大庭 有希也 博士ATC, CSCS

ハワイ州立大学マノア校教育学部

運動生理・リハビリテーション科学学科助教授

アスレチックトレーニングプログラム教員

 

ハワイ州立大学医学部の解剖学科長自ら解説し、

アスレチックトレーニングプログラムの助教授で、メジャーリーグアスレチックトレーナー暦を含む、豊富な経験を持つ日本人ATC2名が、日本語でサポート通訳いたします。

言語の部分や現場へのつながりも、ご安心ください。

 

上記ハワイ解剖実習の空き時間に合わせたオプショナルツアー ”トレーナーの為の現場研修ツアー”もご用意しております!本場アメリカの高校・大学のアスレチックトレーナーの現場を見学し、アメリカのATCシステムを社会的地位や雇用システム等の観点から、日本との違いを現役アスレティックトレーナーからの声を聞き、質疑応答のできる座談会などもご用意しております。

■解剖実習に関するお申込み・お問い合わせは下記メールアドレスまでご連絡下さい。

 

Email  info@dkbi-inc.com

 

 


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